成リンのハエ釣り一人旅

平成29年(後半)


 

 

 

 

 

★第16 回(平成29年12月中旬)

 

 

年の瀬に、静岡県・藤枝市を流れる瀬戸川へ行った。

 

 

   瀬戸川は過去に3回訪れています。いずれも暖かい季節に訪れていて

 寒い季節の釣行は今回が初めてです。(こんな寒い季節に釣れるんだろうか?)

 

◎成リンの長年の感で「瀬戸川はこの時期でも釣れる。」と判断。

 (成リンの長年の感は全くあてにならない。) はたしてどうなる事やら...。

   

自宅を出発して約2時間半、瀬戸川の赤坂橋に到着した。車を降りると風が非常に

 冷たい。「今日は寒いなぁ~。」昨日からの寒波で北陸や山陰では大雪だとか。

   早速橋の上から川を覗くと水がチョロチョロ、「わぁ~ こんなに水が少ないのかよ!」

 この冷え込みと渇水で今日はちょっとヤバイかも。

 

 身支度を済ませ橋のすぐ上流にある落ち込みに入川した。7~8投目でようやく

 モジモジっとした小さなアタリが、合わせをくれると弱々しい魚信が竿から伝わってきた。

 抜くと8㎝位のほっそりしたハエでした。釣れたハエも寒そうです。

  しかしその場所は数尾で止まってしまった。そこから下流に歩いてあっちこっちに竿を出した。

何処をやっても2~3尾もしくは単発。「キツかったわ。」

 竿を出す前から厳しい予感はしてたけど...。

 

 

 

赤坂橋下流。渇水と低水温で非常に厳しい釣りでした。

釣れても2~3尾でおしまい。後はいくら待っても来ない、

終電が行ってしまった駅のホームのようだった。

赤坂橋上下流。1時間・15尾

マキエに魚の寄る気配は全くなかった。

 

 

 


朝の8時を過ぎているというのに、山の上にはまだ御月さんが。

 

 

 

◆次に2.5㎞ 位下流の金吹橋へ行った。

 

金吹橋下流。護岸寄りでボツボツ釣れた。

アタリが小さいのでウキの浮力を極力落とした。

金吹橋上下流。1時間30分・53尾。

風になびく様なちっちゃいハエが多かった。

 

 

 


こんな低水温の中でもチビ達はしっかり針を咥え込んでいた。「えらいもんや。」

 

 

 ◆瀬戸川はこれより下流へ行くと平坦な川相になって来るので、今日の水量では

 水の死んでる場所が多くなるだろうと考え再び上流へUターン。

  1.5㎞位上流へ戻り、矢崎橋下流を1時間30分攻めてみる事にした。

 

 

矢崎橋下流。落ち込み周辺でぽつぽつ拾える程度。陽が高くなり浅場にチラチラ

魚が見える様にはなった。

矢崎橋下流の瀞。さざ波が立つとパタパタっと釣れる。しかし続かない。

 活性の低い時はマキエをパラパラっと

少量を打つのがキモ。

 

 

矢崎橋下流。1時間30分・59尾

あっちこっちの拾い釣り。

小型が多い。


 ◆最後の1時間は矢崎橋上流に決めた。

 竿を出そうとしたら川に濁りが入ってきた。「あれ! 何で濁って来たんだろう? 上流で工事でもしてるのかな。」

その濁りが釣況を一変させたのです。

 

 

矢崎橋上流・人道橋真下の落ち込み。

この写真で、右岸側の流れのスジが白く濁っているのが

わかると思います。この濁りはまさに神の贈物でした。

瀬落ちで入れ食いになった。

人道橋真下の落ち込み。1時間・110尾

濁りが入って釣況は激変した。

 一投目からウキがスースー消し込み、良型がバタバタ釣れた。

さっき迄の苦しんでいた釣りはいったい何だったんだろう。

 


本日最大のハエ。サビが取れて綺麗に銀化していた15㎝クラスの雄。

来年の5月頃には再びレインボーカラーに身を染めるんでしょうね。

 

 

納竿時、まだ午後3時半だと言うのに陽がすっかり山影になっていた。「お~ サブ(寒)。」

 

 

 今日は実釣5時間・237尾でした。

 

 朝から釣果が伸びず苦しい釣りの連続でしたが、最後の最後に良型の入れ食いを楽しめ ました。

最後の好釣の要因は濁りが入っただけでは無く、午後の一番水温が上がっている時間帯だった事もあると思います。

 

ちょっとした状況変化が、釣況をガラリと変えてしまうという事を再認識しました。

 朝一の赤坂橋での釣りを終えた時点では、今日は正直一束無理かもしれないと思った。

 

 一日釣りを終えて、さほどの釣果ではなかったのですが、何かとっても充実感ありました。 何故なんだろう?

 

 

 

腹が減ったので麦とろを食べて帰った。立ち寄った店は天然の芋(じねんじょう)だけしか使わないとの事。

だからネバリが強い。最近は歳のせいか試合でネバリが無くなった気がする。これを食べてまた「ネバるぞ!」

 

 


 

今年も「ハエ釣り一人旅」を閲覧して頂き有難うございました。

 

ハエ釣り未だ未熟、来年もいろんな川へ出向き修行を重ねるつもりです。本年同様宜しくお願い申し上げます。

 

 ♡皆様も良いお年を迎えて下さい。

                                            成リン


平成29年度に「ハエ釣り一人旅」で訪れた河川一覧。

 

 

1月 岐阜県・長良川と津保川 5月 栃木県・那珂川 6月 福島県・藤原川 7月 神奈川県・狩川

 

9月 山梨県・笛吹川 10月 愛知県・矢作川と乙川 11月 神奈川県・小鮎川 12月 静岡県・瀬戸川

 

 

 

 

次回のハエ釣り一人旅は年明け1月中旬頃の予定です。

 

 次回のハエ釣り一人旅は30年(前半)のタグで閲覧下さい。

 

 

 

 

番外編

 

昔の成リン と 昔(32年前)のハエ釣りをご紹介。

 

京都・宇治川の平等院前での写真。成リン31歳の時。若かったなぁ~。

 

 

  この写真は32年前の成リンです。

  G杯争奪全日本ハエ釣選手権大会・決勝戦でのスナップです。

 

 この時の想い出はとにかく緊張した事です。スタートから10分位は地に足が着いていない感じでした。

決勝戦前、落語家の故・三笑亭夢丸さんからインタビューを受け、試合会場にはテレビカメラが向けられていた。

橋の上には沢山のギャラリー、しかも私にとっては初めての桧舞台です。いやがおうにも緊張を強いられました。

 

  また、この大会でもう一つ記憶に残っているのは、ハエのサイズが大きくて抜くのに一苦労した事です。

 とても懐かしい思い出の写真です。

 

 

 

 

 

●昔(32年前)のハエ釣り

 

     この当時はニードルシステムの無い時代です。ネリエサは親指と人差し指で針を持ってつけていました。

 ハエを外す時はブランコ(津山籠にホンテロンを張った物)で外していました。

 ネリ餌ポンプも市販のオカユポンプで、押し加減によって量が変わるものでした。

   

金属糸も無い時代です。ナイロン糸の時代でした。

 道糸0.3号位が主流だったと思います。流れの強い深場やヨレ場では糸ふけを取るのが厄介でした。

 

撒き餌はこの頃ようやくマルキューから競技用まきえハエが発売されました。

それまではヌカやフスマ(精麦の後の皮等)にサナギ粉や酒粕を混ぜて作っていた。とても面倒でした。

 また、付け餌もこの頃同メーカーから発売されました。

 それ以前はオカユ粉や小麦粉に食紅やその他いろんな物を混ぜて作っていました。

  

 この当時の使用竿は4.5mが主流でした。現在よりかなり長めの竿でした。

 また、当時1時間あたりの釣果は、名人・名手と呼ばれていた人達でさえ150尾/hがMAXの時代でした。

  

 こうして昔を振り返ってみると、ハエの競技釣りも三十数年間で色々変わったんだなぁ~とつくづく感じます。

  

 

 

 

 

●あれから32年、いまだハエ釣り中毒症状は治らず、医者に見放され、神にも仏にも

 見放されてしまった成リンですが、辛うじて上さんにだけはまだ見放されていない。(笑)

 

現在の成リン(63歳)  愛犬・ミルキィー(♀)に手を焼く毎日です。

 

 

 

 

 

★第15 回(平成29年11月上旬)

 

 

●木々の葉が色づく季節、神奈川県・厚木市を流れる小鮎川へ出かけた。

 

 

    小鮎川は30年近く前からちょくちょく通っている行き付けの川です。

 割と平均サイズも良く、また数釣りも楽しめる川です。

  ただ、この川には少し特徴があって、増水気味の時は釣れるんですが

 減水気味になるとガックリ釣果が落ちるんです。増水時と減水時とで釣果に大きく差

 のでる川です。私は近年、増水気味の時を狙って釣行しています。

   

 自宅を出発してから約30分、小鮎橋のたもとに到着。

 早速川を覗くと平水より水が少し多い感じです。先日の台風で川が洗われて綺麗です。

  

  身支度を済ませ橋の300m位上流にある瀬の開きに入川。

 ボツボツ釣れますがアタリが少し遠いので上流に場所移動した。

  そして流れのややたるんでいる瀬脇に竿を入れてみた。

 すると一投目からバタバタ来た。「タルミの方がいいみたいだなぁ~。」

  朝方かなり冷え込んだ為か早い流れにはまだ魚があまり出てない感じです。

 

小鮎橋上流。

日の出から間もない時間に竿を出した。

ひんやりとした晩秋の空気が気持ち良い。

小鮎橋上流。1時間30分・167尾。

良型はあまり出なかったが、中型主体で小気味よい引きを

楽しんだ。

 


ヘチに折り重なっている落葉が秋の深まりを感じさせます。川でハエを釣るだけではなく季節を味わうのも成リンの流儀です。

 

 

 

 

◆次に1.5km程下流の団地前へ行った。ここも通い慣れた場所です。

 

団地前。

 最初瀬落ちのすぐ脇でバタバタ来たが間もなく止まった。

それから下流へ移動し数か所竿を出した。

 

団地前。1時間・87尾。

ここは場所によってハヤも結構混じった。

 


サビの残っているお爺ちゃんバエも何匹か釣れた。

 

 

 

◆最後は小鮎川最下流部の第二鮎津橋下流・床止工下へ行った。

 ここもよく訪れる馴染みの場所です。

 

第二鮎津橋下流・床止工下。

ここはマキエの後ろに魚の帯が出来た。

先日の大増水で魚が落ちてきたのか?それとも相模本流から

入り込んだ魚が留まっているのか?

とにかく魚影が濃かった。

 

 

第二鮎津橋下流・床止工下。一時間30分・235尾。

サイズは大小バラバラだったがペースは良かった。

しばし入れ食いを楽しんだ。


 

今日は実釣4時間・489尾でした。

 

  今回は大増水のすぐ後だったせいか場所ムラが多かった。数的には例年並みでしたが、

 良型は例年より少ない感じだった。

 

 小鮎川は今回行った場所よりもかなり上流域までハエは釣れます。

 ただ上流域は、サイズは良いのですが外道が多いので近年あまり行かなくなりました。

  また、この河川は正直言って水質が今一です。

今回の様に増水後の水が高いうちに訪れると水質も良く気持ちの良い釣りが出来ます。

 

 

 

 

小鮎川から望む山々も色づき始めていた。

 

 

 

朝方はかなり冷え込みましたが、日中はポカポカ小春日和でした。

 

晩秋の一時を小鮎川のハエと戯れた成リンでした。

 

 

 

次回のハエ釣り一人旅は12月中旬頃の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

★第14回(平成29年10月中旬)

 

 

●ハエ釣りベストシーズンのこの時期、愛知県・乙川 と 矢作川へ出かけた。

(乙川は矢作川の支流です。)

 

   乙川は昔、東京・下町の釣会が高釣果を出していた川です。以前、知人に誘われましたが

 仕事の都合で行けませんでした。一度行ってみたいと思っていた川です。

 一方の矢作川は昔、ハエ釣り全国大会も開催された名川です。両河川とも以前から非常に興味をもっていた

 川なのです。

 

 朝5時に自宅を出発。4時間弱で乙川の美保橋に到着。橋の上から川を覗くと大石がゴロゴロ、

 「もう少し下流の方がいいのかな?」橋のたもとにある漁協へ行って話を聞くと「この辺でも

 白ハエ(愛知県周辺ではハエのことを白ハエと呼ぶ)釣れるよ。」との事。「とりあえずここで

 竿を出してみるか。」早速身支度を済ませ橋の下流に入川した。

  一投目で10cm位の細目のハエが来た。まもなくマキエの周りでハエがギラギラやりだした。

 ハエは小さいがメチャクチャ釣れる。朝一からいきなり爆釣です。

 

 

 

美保橋下流。ここの瀬落ちは魚影がすごかった。

一時だがほとんど空振り無しの釣りに。

成リンのワンマンショーだったよ(笑)

美保橋下流。1時間30分・293尾。

朝からいきなり200/h近いペース。また、外道が

一尾も来なかった。ただ魚は全体に小さい。


 

※ 検数を終えて竿をたたんでいると、上流で友釣りをしてた人が近寄ってきて

 「おたくの釣り凄いね、しばらく見てたんだよ。100匹位釣ったんじゃないの?」

 私、「1時間半やって293匹でした。」と言ったらキョトンとしていた。

  たしかにハエの競技釣りを知らない人にとっては信じがたい数字だよね。

 

底石が隅から隅までピッカピカ。残り鮎もいたが、おそらくハエの魚影も濃いからだね。

 

 

乙川のスリムなハエ。キラキラ輝いていてとっても綺麗。

 

 

 

◆ 次に下流の丸岡新橋へ向かった。

 

丸岡新橋の上流。橋の上から川を覗くとハエが無数にキラを打っていた。川の右岸側が深くなっているのが良く解る。

 

 

丸岡新橋上流。下風が吹いてさざ波が立つと入れ掛かった。

水深60~70cm位の所を攻めてみた。

丸岡新橋上流。1時間30分・215尾。

ここは魚がかなり小さかった。6~7cm位のサイズが多く混じる。

  


 

◆ その次に下流の大平橋という橋へ行った。

 橋のすぐ下流に堰が有り、堰下の左岸寄りの分流を1時間攻めてみた。

 

大平橋下流の左岸寄りの分流。

ここもかなりのペースで釣れた。

大平橋下流の左岸寄りの分流。1時間・174尾。

この分流も魚影が濃い。

「この川、何処へ行っても魚影濃いじゃん。」

 

 


 

◆ 今日の最後の1時間は、すぐ下流の浄水場裏の瀞に決めた。

 

浄水場裏の瀞。 陽が西に傾きかけてきた。

浄水場裏の瀞。1時間・130尾。

ここはほんの少しスゴモロコが混じった。

 

 


 

今日は5時間・812尾でした。

 ハエ釣り一人旅をアップしてからの最高釣果でした。乙川は100尾/h ~ 120尾/h位かなと

 予想して来たのですが、それをはるかに上回る平均ペースでした。また、外道が非常に少ないのに

 驚いた。8束以上釣ってカワムツ2尾とスゴモロコ10尾程度です。これもこの川の魅力ですね。

    東京の釣会がわざわざ愛知県のこの川まで来たっていうのがわかるような気がします。

 ただ欲を言えば、この川もうちょっと魚が大きければなぁ~。

 

  

乙川の雑魚日釣券は300円と安い。しかも今日は812尾の釣果。

 300円 ÷ 812尾は約37銭。1尾あたり37銭だもんね、超安い。(笑)

 

 

予約してあった近くのお店に松茸を食べに行った。

松茸の香りを楽しみながらも、頭の中は明日の矢作川釣行の

事でいっぱいだ。

 

 


 宿に帰って風呂を浴びたら一気に疲れがドッと出てきた。

 お布団に入るや否やZzzz‥‥‥‥。 昼は爆釣、夜は爆睡の成リンでした。

 

 


 

 

 乙川 & 矢作川釣行2日目 

 

  朝5時ちょっと過ぎに目が覚めた。

昨日の疲れが残っているはずなのに何故か朝から 元気な成リン。

そう、今日は初めての矢作川に行くのです。どんな川なんだろう?

どんなハエが釣れるんだろう? はやる気持ちを抑えながら宿を出発。

  事前にネットで下調べをして、この辺が良いだろうと判断した平成記念橋へ向かった。

 

 6時30分、橋のたもとに到着。川を見るため土手を降りた。間もなく眼前に水が

 滔々と流れる矢作川が、「流石本流だなぁ~、昨日の乙川とはスケールが違うわ。」

 さて、この太い流れをどうやって料理しようかな? 川を眺めながら攻略を考える 成リン。

まずは橋の上流を2時間やってみる事にした。7時、橋のすぐ上流の瀬に入川。

 一投目で掛かった。竿の胴がグングン曲がる、昨日の魚とパワーが違う。

 抜き上げると13cmクラスの綺麗なハエです。その後入れ食いに、

 「矢作も結構魚影濃いね。」

 

平成記念橋上流。

水管橋上流の瀬では良型が連発、迫力満点でした。

本流育ちの魚は馬力が違う。

平成記念橋上流。2時間・304尾

昨日、乙川で多く釣れた6~7cmのハエはこない。

サイズが全然違う。目方にして3kg以上あったと思う。

たも網がずっしり重かった。

 

 


 

◆ 次は橋の下流を2時間やることにした。

 矢作での最後の2時間、成リン闘志をむきだしにしたのだが‥‥‥。

 

 

平成記念橋下流。川の右に見える友釣師の50m位下流に

入川した。そこから下流へ移動。数か所場所替えしたが

何処をやっても上流の様なペースにはならなかった。

平成記念橋下流。2時間・190尾。 上流に比べるとやや魚影が薄い感じがした。  それでも100尾/h近いペースで釣れたんだから普通の川からみたら上等だよね。また、型は上流よりやや小ぶりでした。

 


 

今日は4時間・494尾でした。

 

  いやぁ~今日の釣りは面白かったね。水管橋上流の瀬でデカイのが連チャンで来た時が

 最高だった。掛かったハエが流れに乗って下へ行くので、取り込む時スピードが付いて

  ヒヤヒヤもんだよ。でも、それがいいんだよね。(笑)

  今日は水中バレがちょっと多かったなぁ~。強引に抜こうとしてるのかも、反省。

矢作川は想像以上に素晴らしい川でした。

 

   今回私が竿を出したのは平成記念橋周辺のみです。これだけのスケールと魚影の濃い河川ですから、矢作川には

   もっともっと面白い場所が沢山あると思います。

 

 

 

◎二日間にわたる 乙川 & 矢作川釣行が終了。

  初日の支流・乙川は小型の数釣り。二日目の本流・矢作川は重い流れの中から良型を

 ブチ抜く豪快な釣り。それぞれタイプの異なるハエ釣りを満喫致しました。

また、両日とも穏やかな秋日に恵まれ素晴らしいハエ釣り一人旅になりました。

 

 

 

 

次回のハエ釣り一人旅は11月中旬頃の予定です。

 

 

 

 

 

 

 

★第13回(平成29年9月上旬)

 

 

●成リンが甲斐の国へ出陣!山梨県・笛吹川へ出かけた。

 

 

笛吹川は以前、例会でちょくちょく訪れていた川です。良型が多く、また数も出る川です。

 ここ十数年ご無沙汰しているので久し振りに行ってみる事にした。

 

 自宅を出発して約1時間30分、私の好きな蛍見橋に到着した。近くに車を停めて早速川を覗いた。

 「お~ いい流れだ !  ヨダレが出そう。」 久し振りの笛吹川の流れを目にした成リン、もう胸がワクワク。

 

蛍見橋から上流を見る。

◆橋など高い所から川を見ると川相が良くわかる。川底の形状、水深、流れの方向や強弱などを観察、

どのように攻略するかを考える。川読みの良否は釣果を大きく左右します。

 

 

急いで身支度を済ませ橋のすぐ上流のやや流速のある瀞瀬に入川した。

 一投目で来た。13cm位の綺麗なハエです。型の割には結構引きが強い。

 それからバタバタ入れ食いモード。大型はあまり出ませんが、ほとんどが中型で皆ギュンギュン引きます。

 「笛吹面白いわ。」そこから上流の瀬落ち、その上の中段の平瀬へと攻め上ってみた。

 

蛍見橋上流。今回一番良かった所。玉石底でいい場所です。

カワムツが多い場所もありましたが、その場所を外すとさほど気にはならなかった。

蛍見橋上流。1時間30分・179尾。

中型が多く、型の割には引きが強かったので結構楽しかった。

 

 


 

◆次は橋の下流を攻めてみる事にした。

 

 

蛍見橋下流。 ここの瀬落ちは流れが二方向に割れていて、

攻める場所は多かった。ただ、瀬の中も、瀬落ちから瀞にかけても小型が多い。全体的に上流より魚が一回り小さかった。

蛍見橋下流。1時間30分・179尾。 さっきやった上流と全くの同尾数、笑っちゃいました。

でも、上流の方が多く釣った感じがした。たぶん型が良かったからだと思う。

 


お顔が凛々しい笛吹の甲州バエ。ここのハエは葡萄の匂いがする。 (@_@;) ウソ。

 

 

 

◆次に2km位上流の万年橋に行った。

  ここも以前何度か訪れている場所です。水中に藻がビッシリ生えていた。

 以前来た時にはこんなに藻が生えていなかったのでビックリしました。

 

万年橋上流。ここの瀞は藻が多く、ムツが多そうな雰囲気だったが意外にハエが多かった。

万年橋下流の分流。

小型多い。

万年橋上下流。1時間・98尾

藻の切れ間を釣っていると時々良型も混った。

 


 

◆最後の1時間は下流の白井河原橋に決めた。

 

 ここは初めて訪れる場所です。万年橋からは5km位下流です。

 川へ出るまで深い藪を通った。途中、とげのある木の枝で右手がキズだらけになってしまった。

藪をかき分け、かき分け、ようやく川に出た時にはヘトヘトでした。

 

白井河原橋下流。

砂底が多く川相的にはあまり良くない。

白井河原橋下流。1時間54尾

上流と比較して魚が薄い感じがした。また外道も結構多い。

 

 


釣りが終わって、ふと周りの景色を見渡すと高い山々に囲まれていた。

「やっぱ甲府は盆地なんだなぁ~。」

 

 

 

今日は実釣5時間・510尾でした。

 

 今回、型は予想していたより全体に一回り小さかった。

 でも数は予想通り(100尾/h 前後)だったので納得の一日でした。

 また、曇天微風の一日で絶好のハエ釣り日和でした。

  

 笛吹川の河原には虫の音が響き渡っていた。

 成リン、秋の気配を感じながら甲斐の国を後にしました。

 

 

帰りに近くの果樹園に寄って葡萄を買った。 「たまには上さんのご機嫌も取らなければ‥‥‥。」

 

 

次回のハエ釣り一人旅は10月中旬頃の予定です。